緊急事態宣言から2週間以上が経ち、お家時間のサイクルがだんだんとできてきました。
音楽家にとって演奏する時間はもちろん大切な時間ですが、その演奏する曲を練習する時間はもっと大事な気がします。
普段はオーケストラの仕事でソロ曲の譜読みを練習する時間がなかなか作れないので、この期間を使ってずっと練習したかった曲の譜読みを始めました。
まずはストラヴィンスキー作曲《ディベルティメント》。
この曲は元々《妖精の接吻》というバレエ音楽でチャイコフスキーのピアノ小品や声楽曲をストラヴィンスキーが管弦楽曲化したものだそうです。
妖精の接吻をストラヴィンスキーが抜粋し、この組曲を《ディベルティメント》と名付け、さらにサミュエル・ドシュキンというヴァイオリニストがヴァイオリンとピアノのための編曲版を作ったそう。
なんとなくストラヴィンスキーのディベルティメントってどんな曲だろうと思い、練習を始めましたが、妖精が飛んだり跳ねたりしている様子なのか、16分音符のパッセージがとにかく忙しくて難しい。。ストラヴィンスキーお得意の変拍子もでてきて、これはなかなか本番でハプニングが起きそうな曲だなーと思い練習中です。
YouTubeにレーピンとイタマール・ゴランによる演奏があがっていて、
ほぼアタッカで弾くのか、レーピンが華麗な譜めくりをしていました。(その曲の譜めくりは今後の参考のためにもかなり注目する)
自分のリサイタルで演奏できるように引き続き練習です。
練習以外は庭で愛犬(トイプードル)と遊んでいます。
私のことを庭に連れて行ってくれる人だと思っているようで、私が立ち上がるとすぐに庭につれていけと吠え出します。ほかのことをしようかなと思っていたときでもかわいさに負けて連れていってしまいますね。
本当にかわいい!
今日は先ほどのレーピンとゴランのストラヴィンスキー《ディベルティメント》を添付します。それでは。
伊藤 瑳紀✴︎Violin
大阪交響楽団でヴァイオリンを弾いております🎻 東京生まれ東京育ち、大阪在住3年目です。 出張演奏始めました!!! その他演奏会、レッスンなどのご質問等は、メニューのお問い合わせ欄からお願い致します🤲
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